AI時代の試験対策?!NotebookLMで資格勉強も子どもの学習も効率的に

【AI時代の試験対策?!】NotebookLMで資格勉強も子どもの学習も効率的に 子育テック

こんにちは!momit.fmのYuです。

社会人になってからの資格試験、学生時代とは違う難しさがありますよね。仕事の合間を縫って勉強時間を確保し、膨大な教材を効率的にインプットする。しかも、長期間モチベーションを維持しなければならない。

今回、私がGoogle CloudのGenerative AI Leaderという資格を取得した際に、革命的だったのがNotebookLMの活用でした。特に新機能のフラッシュカードクイズ機能が、資格勉強を大幅に時短してくれました。

そして気づいたんです——これ、子どもの勉強にも使えるじゃん!

AIツールを子どもに使わせるのは不安な人もいると思います。でもNotebookLMなら、ソースを親がコントロールできるから安心。

社会人向け資格試験での活用法から子ども向け学習教材としての応用方法まで詳しく解説します。

NotebookLMとは?

NotebookLMは、Googleが提供するAI搭載のノートツールです。PDF、ドキュメント、YouTube動画などをソースとして読み込み、その内容に基づいて質問に答えたり、要約を作成したりできます。

従来の使い方:

  • 長い文書の要約作成
  • ポッドキャスト形式の音声生成
  • マインドマップの作成

新機能として追加されたのが(2025年10月時点):

  • フラッシュカード: 暗記学習に最適
  • クイズ: 理解度チェックに使える

資格試験の勉強にNotebookLMを選ぶべき3つの理由

1. ソースが限定されているから「嘘をつかない」

エピソードでもあがりましたが、これが最大のポイントです。

「下手なAIモデルを使うと嘘の問題が出るみたいになっちゃうけど、これソースが限定されてるからここからしか出ないんですよね」
——Yu / Episode 89より

一般的なAIチャットボットは、ハルシネーション(幻覚)で間違った情報を生成するリスクがあります。でもNotebookLMは、あなたがアップロードしたソースからのみ情報を取得します。

つまり:

  • 公式の学習ガイドをアップロードすれば、そこからの問題が出る
  • 根拠となるソースへのリンクが常に表示される

2. 復習の効率化

資格試験の勉強で一番大変なのは、最初の方に学んだ内容を忘れてしまうこと。

私のGenerative AI Leader資格の場合:

  • 5つのコースで合計8〜9時間の講座
  • 実際には英語教材だったため倍以上の時間がかかった
  • 半年ほどダラダラと受講

これだけ長期間かかると、最初の方の内容は完全に忘れています。でも全部やり直す時間はない…。

そこでNotebookLMの出番です。学習ガイドPDFをすべてアップロードして、フラッシュカードとクイズを生成。効率的に復習できました。

3. 根拠へのリンク表示

問題の答えだけでなく、「なぜその答えなのか」がすぐに確認できるのが秀逸です。

「いいのは必ずこれに言及してるってリンク飛べるじゃん。これはどういうことなのって聞いたらこういうことですよって。番号みたいなリンクが出てくるから、ちゃんと振り返れる」
——Miho / Episode 89より

間違えた問題は、その場でソースを確認して理解を深められます。

実践!NotebookLMでの学習方法

ステップ1: ソースのアップロード

NotebookLMにアクセスし、以下のソースをアップロードします:

  • 学習ガイドPDF
  • 試験ガイド(出題範囲・配点比率など)
  • 公式ドキュメント
  • YouTube動画のURL(関連する解説動画)

私の場合、Google Cloudの学習ガイドと試験概要のPDFを入れました。

ステップ2: フラッシュカードの生成

右側のスタジオパネルから「フラッシュカード」を選択すると、ソースに基づいたカードが自動生成されます。

例えば、こんな問題が出ます:

表面(問題)裏面(答え)
膨大なデータセットでトレーニングされ、多くのタスクに適用できる大規模なAIモデルで、生成AIの基礎となるものは何ですか?基盤モデル

私の場合、76枚のフラッシュカードが自動生成されました。

ステップ3: クイズで理解度チェック

「クイズ」機能では、4択問題が10問生成されます。

実際の問題例:

特定のタスクや土俵に合わせて事前トレーニング済みモデルのパフォーマンスを強化するために使用される手法は何ですか?

A) Fine-tuning
B) Prompt Engineering
C) 検索拡張生成(RAG)
D) グラウンディング

正解を選ぶと即座にフィードバック。間違えた場合も、なぜ間違いなのか解説が表示されます。

ステップ4: 弱点の補強

間違えた問題があれば、左側のチャットでさらに深掘り:

「Fine-tuningとPrompt Engineeringの違いをもっと詳しく教えて」

と質問すれば、アップロードしたソースに基づいた説明が返ってきます。


子どもの学習にも使える!親が安心できるAI学習ツールとしてのNotebookLM

エピソードでも盛り上がった話題ですが、この機能は子どもの勉強にもめちゃくちゃ使えます

実際に試してみた:たし算プリントでの実験

エピソード収録後、実際に小学生向けのWebに落ちていたたし算プリント(PDF)をNotebookLMに読み込ませてみました。

プリント1枚からこれだけの学習コンテンツが作れるのは驚きです。実際に子どもに使わせてみたところ、ゲーム感覚で楽しんで取り組んでくれました

子ども向け学習のポイント

1. デジタル教材の活用

「子どもにもAIを慣れさせたいと思うけどやっぱ気軽に使わせるにはなかなかハードルあったんだけど、この機能を見て、これはちょっといける?とかって思った」
——Miho / Episode 89より

  • 学校のプリントをスキャン → NotebookLMにアップロード
  • Web上の無償教材サイトを活用
  • YouTube学習動画のURLを追加

2. 安心して使える理由

一般的なAIチャットを子どもに使わせるのは、ハルシネーションのリスクがあって不安。でもNotebookLMなら:

  • ソースが限定されているから嘘の情報が出にくい
  • 根拠が明示されるから、親も確認しやすい
  • 問題生成が自動だから、親が問題を作る手間がない

3. 動画教材との連携

YouTube動画をソースとして追加できるので:

  1. 良質な学習動画を見つける
  2. NotebookLMに追加
  3. 動画の内容からフラッシュカード・クイズを生成
  4. 視聴後に理解度チェック

視覚的に学んだ後、問題で定着させる。最高の学習サイクルです。

NotebookLMの注意点・限界

便利なNotebookLMですが、万能ではありません。以下の点は理解しておきましょう。

NotebookLMが苦手なこと

1. 数式・図表の理解

複雑な数式や図表が多い教材(数学、物理など)は、テキスト抽出の精度が下がることがあります。

→ 対策:重要な図表は別途ノートにまとめる

2. 実技・実践問題

プログラミングの実コーディングや、実験手順などは練習できません。

→ 対策:知識問題はNotebookLM、実技は別の方法で練習

3. 最新情報の反映

アップロードしたソースの内容が古い場合、最新の試験傾向に対応できません。

→ 対策:定期的に最新の公式ガイドを確認してアップデート

よくある質問(FAQ)

Q1: NotebookLMは無料で使えますか?

基本機能は無料で使えます。ただし、Google One 2TBプランに加入すると(2025年10月時点)、AI機能の利用回数制限が緩和され、より快適に使えます。

Q2: アップロードした資料は安全ですか?

NotebookLMにアップロードしたデータは、Googleのプライバシーポリシーに従って管理されます。学習ガイドなど公開資料の使用であれば問題ありませんが、機密情報のアップロードは避けましょう。

Q3: 英語の資格試験(TOEICなど)にも使えますか?

はい、使えます!公式の学習ガイドや単語リストをPDFでアップロードすれば、英単語のフラッシュカードやリーディング問題を自動生成できます。

Q4: 間違った情報が生成されることはありますか?

NotebookLMはアップロードしたソースのみから情報を取得するため、一般的なAIチャットボットと比べてハルシネーション(誤情報生成)のリスクは大幅に低減されています。ただし、ソースの選定は重要です。

まとめ:AI時代の学習法をアップデートしよう

NotebookLMのフラッシュカード・クイズ機能は、資格試験の勉強を大幅に効率化してくれます。

ポイントをおさらい:

  • ソース限定だから嘘をつかない
  • 根拠へのリンクで理解が深まる
  • 自動問題生成で復習が楽
  • 子どもの学習にも応用可能

忙しい社会人の資格勉強、そして子どもの学習サポート。AIの力を借りて、どちらも効率的に乗り切りましょう!


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参考リンク

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この記事は momit.fm Episode 89 の内容をもとに、NotebookLMを活用した資格試験の学習法と子どもの学習への応用についてまとめたものです。

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