こんにちは!momit.fmのYuです。今回は、子どもの安全を守りつつ、親子のコミュニケーションを豊かにするキッズスマートウォッチについてご紹介します。キッズスマートウォッチ自体もさることながら、SIMとの相性についても、試行錯誤しながら選定した経験をシェアしたいと思います。
キッズスマートウォッチとは?
キッズスマートウォッチは、子ども向けに設計されたスマートウォッチのことを指します。これらのデバイスは、通常、GPSトラッキング、通話機能、ゲームなど、子どもの安全とエンターテイメントを提供する機能を備えています。
またデータなどは親が管理するため親のスマホに入れる専用アプリケーションもセットで付いているケースが多いです。
キッズスマートウォッチの選び方
キッズスマートウォッチを選ぶ際には、以下の要素を考慮すると良いでしょう。
- GPSトラッキング機能: 子どもの居場所をリアルタイムで追跡できる機能です。
- 通話機能: キャリア回線による通話ができるかどうかが選定の鍵となります。
- バッテリー寿命: せっかく持っていてもすぐに電池が切れるようでは意味がありません。
- デザイン: 子どもが気に入って持ち歩いてくれるようなデザインも大事です。
キッズスマートウォッチには大きく2種類あり、それが通話とGPSトラッキングの有無です。当然ながらこれらがないものは時計がメインで価格も比較的安いです。我が家はスマートフォンの代替を探していたので、通話もGPSトラッキングも備えたものを探しました。そしてひたすらAmazonや楽天市場を巡回した結果、レビューもデザインも悪くなさそうなQISHUOスマートウォッチにしました。
SIMの選び方
スマートウォッチが決まったらその後はGPSや通話機能を使用するためのSIMを入れなければなりません。スマートウォッチ自体が国産の製品がないため中国製デバイスと日本国内SIMとの組み合わせた情報が少なく苦戦しました。ここではSIM選びについて試行錯誤した私の実体験をもとにご紹介します。
楽天SIM
スマートウォッチの説明書には「お使いの国でのSIMを入れてください」程度しか書いておらず、情報もあまり見当たらなかったため、当初私自身が使っていたからという理由でひとまず楽天のSIMカードを使用してみました。
ところが通話機能がうまく動作せず、データ通信も不安定でした。さらに料金も子どもが使うだけにしては最低でも1000円近くはかかってしまい、データ通信を行う前提である大手キャリアとは相性が悪いように感じました。
HIS SIM
通話ができないのでは意味がないので次にHIS SIMというものを試してみました。これは楽天SIMを挿してみたことで検索キーワードも掴めてきたことで辿り着きました。するとこのSIMが大成功でした。HIS SIMはドコモの回線を使用しており、通話もデータ通信も安定しています。また、月額料金は290円〜と非常にリーズナブルです。
HISモバイル: https://his-mobile.com/
HIS SIMはHISモバイルが提供している格安SIMです。料金体系は2023年10月現在で下記の通りです。
月額290円(税込)〜※データ100MB未満の場合
9円(税込)/30秒
https://his-mobile.com/
キッズスマートウォッチ×HIS SIMレビュー
それでは本題のレビューに入っていきます。Qishuoキッズスマートウォッチは、中国製のキッズスマートウォッチの中でもトップに出てくる製品ですが、あまり信ぴょう性のあるレビューが確認できなかったのでここに記載していきます。
メリット
リーズナブル
一番は、なんといってもHIS SIMによる驚愕の安さです。基本的に放課後にお友達と公園に行く時や、週末お出かけの時、かつ迷子になるなど子どもから発信するケースのみと利用頻度も低いので、だいたい290円/月に収まります。2人合わせてもだいたい月700円、多くても1000円程度で最初はメールが来る度に目を疑いました。笑
GPS機能がそこそこワークしてる
専用アプリ(これはなかなかの使い勝手w)で子どもの居場所を確認することができます。これは子どもにスマートフォンやスマートウォッチを最大の理由と言っても過言ではないでしょう。
GPS情報の同期頻度を設定でき、頻度が高ければ高いほど精度は出るが電池の消耗が激しいです。我が家はこれを1時間に1回同期としていますが今のところ十分です。
あとはウォッチ自体を探すときにも大変重宝します。
置き忘れリスクの低さ
長女は以前、未就学〜小1にかけてキッズスマートフォンを持っていた時期もありました。月齢が低かったせいもあり、この時は頻繁にどこかへ置いてきてしまうことがありました。ストラップを付けていても公園で遊ぶのに邪魔な時は置いてしまうし、ポケットポーチに入れていてもトイレの際や重さがやはり遊ぶときに重さが気になるようで外してしまう、といったケースです。
ウォッチに関してはベルトを外すのもやや手間なこと、軽いこと、身につけていることすら忘れることもあり置き忘れるケースがかなり減りました。
デメリット
Qishuoキッズスマートウォッチは機能的には優れていますが、いくつかのデメリットも存在します。
充電器の扱いにくさ
一つ目が、充電器の扱いにくさです。独自の充電器を使用しており、磁石で接続する形式となっています。これにより、充電器が外れやすく、また予備の充電器がない場合、充電器を失くすとウォッチを使用できなくなる可能性があります。
テキスト入力の困難さ
文字入力が非常に難しいという問題もあります。特に、APNの設定を行う際には、小さな画面で文字を打つのが困難であるため、設定に苦戦しました。ただしテキストを打つのは初期のAPNの設定ぐらいで子どもが実際に使う分にはテキストを打つことがないので問題ないです。
接触面の皮膚摩擦
さらに、小1の長男は長時間ウォッチを着用していると、ウォッチの接触面が痒くなると言い出すことが稀にあります。ただ小3の長女は訴えたことがなく、長男はアレルギー持ちなので肌質など個人差があるかなと思います。
情報の少なさ
どういうわけだかキッズスマートウォッチには日本製のものがありません。そのため王道の使い方がわからず身をもっていろいろ体験する羽目になりました。笑
まとめ
購入当初は情報の少なさから苦戦しましたが、試行錯誤の結果、運用フェーズである現在ではコスパ最強で大満足しています。周囲では、持っていてもキッズスマートフォンやGPS専用デバイスの家庭が主流ですが、コストや機能面ではこのスマートウォッチ式が圧倒的だと思っています。
この記事でキッズスマートウォッチ仲間が増えることを願っています。
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