【画像生成AI活用術】子育て世代の救世主!GPT-4oで簡単おしゃれな誕生日カードを作ってみた

【画像生成AI活用術】子育て世代の救世主!GPT-4oで簡単おしゃれな誕生日カードを作ってみた 生成AI活用

こんにちは、子育て×テクノロジーがテーマのPodcast momit.fm ホストの Yu です。

今回は、子どもの誕生日カードのデザインを生成AIにお願いしてみた体験談をお届けします!

きっかけは、娘へのサプライズと「生成AIの進化」

お手紙が好きでいつも誕生日カードをくれる娘に、親からも特別な誕生日カードを贈りたいと思いました。今年は10歳という節目の誕生日。娘の心に残る、そして娘が好きそうなカードを贈りたい。
そんな事を考えていたちょうどその頃、日々活用しているChatGPTで、新モデル「GPT-4o」がアナウンスされたばかりでした。(※エピソード公開時2024年7月時点)

それまでのChatGPTは、主にテキストでのやり取りがメインで、画像生成に関しては、他の専門ツールのほうがクオリティが出せる状況でした。しかし、GPT-4oは、テキストだけでなく、画像や音声などのマルチモーダルに対応を強化したとの噂・・!

「ちょうどマルチモーダル機能も使ってみたいし、試してみるか」と、軽い気持ちで実験スタート!

デザインは、生成AI「GPT-4o」にお任せ!

まずは、GPT-4oに以下のプロンプト(指示文)を入力してみました。

「娘が10歳の誕生日を迎えます。クリエイティブな誕生日のお手紙をデザインして、画像で出力してくれますか?」

すると…

一発目から想像以上のクオリティ・・!

生成AIが作成した誕生日カード
一発目から想像以上のクオリティを出してきたバースデーカード

好みのデザインに近づけるために、微調整!

最初に生成されたデザインは、ピンクを基調としたかわいらしいテイストのものでしたが、娘が好きな色はエメラルドグリーン。そこで、さらに以下のプロンプトを投げてみました。

「エメラルドグリーンをテーマカラーとしたデザインに変更してください。また、本文には『生まれてきてくれた感謝の気持ち』と『これからも自分らしく人生を楽しもう』といったメッセージを日本語で書いてください。」

すると…

エメラルドグリーンを基調とした、さらに娘好みのデザインに!

生成AIが作成した誕生日カード
エメラルドグリーンを貴重としたデザイン

…と、言いたいところなのですが、ここで少し問題が発生。
日本語の文字が、どうやら上手く出力できないようなのです。

まるでアラビア文字かハングル文字のような、謎の文字で出力されてきました。
また、よく見ると、「Happy Birthday」のスペルもなんだかおかしい…

どうやら、生成AIは「バースデーカード」のイメージを学習して、それっぽい文字を出力しているだけのようです(笑)

試行錯誤の末、納得のいくカードが完成!

そこで、さらにGPT-4oとやりとりを重ね、色々と試行錯誤した結果、最終的には「メッセージ部分を空白にして、自分で書き込む」という方法に落ち着きました。

具体的には、下記の通り。

「メッセージ部分は空白にして、書き込めるスペースを作ってください。」

すると、デザインはそのままで、文字を書くスペースを作ってくれました!

生成AIが作成した誕生日カード
最終的に着地した誕生日カードはテキスト部分をブランクにしてもらったもの

完成したデザインを印刷して、メッセージを手書きで書き込み、世界でたった一つの誕生日カードが完成!
娘もとても喜んでくれて、大成功でした。

…よく見ると、やっぱり「BIRTHDAY」のテキストは惜しいんだけど、この際雰囲気でOK!笑

おまけ:他にも…

ちなみに、テキストを完全になくしたバージョンはこんな感じ。

生成AIが作成した誕生日カード
これだけでも飾っておける作品

これだけでもかわいい・・!

今回の検証でわかったこと

今回の実験を通して、ChatGPT(4o)のマルチモーダル機能が想像以上に使えることがわかったと同時に、以下の2つのことを学びました。

  1. 生成AIは、クリエイティブな作業を強力にサポートしてくれる
  2. 従来の画像生成AI専用の呪文のようなプロンプトじゃなく自然言語で十分なアウトプットが出せる
  3. 一方で、細かいテキスト(特に日本語)の扱いについては、まだ課題が残る

まとめ

子育てに追われる毎日でも、テクノロジーを上手に活用すれば、クリエイティブな活動も諦めなくて良い!
今回の体験を通して、そう実感しました。

生成AIは、まさに「子育テック」の頼もしい味方。今後も色々な活用方法を試して、子育てをもっと楽しくしていきたいなと思います。

みなさんの「子育テック」活用事例も、ぜひ教えてください!

今回の実験で使用したツール

  • OpenAI「GPT-4o」

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